2025年11月顧客管理システム・CRMツールおすすめランキング

  • CRMツールは便利そうだけどよく分からない
  • 少人数だし、エクセル管理で十分だ
  • 顧客や情報案理を見直したい

そんな方にこそ気軽に試してほしいのが顧客管理システム(CRMツール)です。
(CRM=顧客管理)

このページ訪問者にも

  • CRMってなんだか難しそうだ
  • エクセル管理とそんなに変わらない気が
  • 操作が難しい、覚えるの大変だ

そんなイメージをもっていた方も多いのですが、実際にはそんなことはありません。

顧客管理が変わると業務は効率化できます!
入力や修正など「作業レベル」の業務を簡単に出来て、顧客データなどを有効活用できます。

わかりやすいイメージ

顧客管理ツール

「名刺フォルダ」や「住所録」に近い存在です。顧客情報を一元化し、“探す手間を減らす”ことが目的。

CRMツール

「顧客との関係を深める“営業エンジン”」というイメージ。商談履歴・メール送信・ステータス分析などを通じて、“どうすれば売上につながるか”を管理・改善する。

無料CRMツールでも十分使える?

多くはありませんが、無料で使えるCRMツールもあります。

いずれも機能が限定されていたり、データ分析ができないなど無料版では制限があります

中でも低価格で導入しやすいzohoCRMなどが有名です。
無料でも使えるもののほとんどが、有料プランの移行が前提のものが大半です。

顧客管理が数十件なら「無料ツール」や、エクセル管理でも十分でしょう。

しかし顧客管理など情報整理目的だけでなく、データ可視化や営業活動など管理から「活用」までを考えた場合は、CRMツールを選ぶべきでしょう。

無料CRMツールに関しては以下のエントリーでも紹介しています!
無料版CRMツール3選の記事はこちら

あわせて読みたい
中小企業向けCRMツールおすすめランキング<無料あり>低価格で高機能な厳選15選ガイド。人気3社の使用... 「CRMツール おすすめ」で検索しているあなたへ。 きっと顧客管理に課題を感じ、業務効率化や売上向上を目指しているのではないでしょうか? 顧客情報を効率的に管理し、最適なアプローチを実現するCRMツールは、まさにそのための強力な武器となります。しかし、種類が多く、どれを選べば良いか迷ってしまうのも事実。そこで、この記事では中小企業向けに無料のものから低価格のものまで、厳選した15個のCRMツールをランキング形式で徹底比較! 費用、機能、操作性、拡張性、サポート体制といった選定ポイントを明確に示し、それぞれのツールが持つ特徴や強みを分かりやすく解説しています。

無料で使えるおすすめCRMツール4選

ここでは導入実績・無料版の条件・特徴を加えておすすめツールを5つ紹介します。

1. HubSpot CRM

国内でも紹介されており、無料・無期限利用可能なクラウド型CRMです。

主な特徴
  • 顧客(コンタクト)管理、商談管理、タスク管理、チャットや見積書作成など基本機能を備える。
  • ユーザー数・コンタクト数にある程度余裕あり(ただし無料版では機能制限あり)。
  • 海外発のツールで世界中で広く使われており、実績多数。
注意点
  • 無料版ではマーケティング自動化や高度な分析などは制限される。
  • カスタマイズ性や複雑な業務プロセスには、有料版が必要になることが多い。

2. Zoho CRM

無料プランが用意されていて、中小規模の運用に向いています。

主な特徴
  • 無料プランで3ユーザーまで利用可能。
  • 見込み客/取引先/商談管理、メール配信、自動化・分析レポートなど比較的機能が充実。
  • 日本語対応・利用導入情報が比較的充実。
注意点
  • 無料版ではユーザー数・データストレージ・機能に制限あり。
  • より高度な運用(大規模営業部隊、複数部署連携)では有料へ移行検討が必要。

3. Fullfree

国産の顧客管理ソフト・カスタム性重視の選択肢。

主な特徴
  • 顧客情報や会員管理、帳票出力まで含めて、かなり自由にカスタマイズ可能。
  • 無料版でも動作可能(Windowsアプリ/クラウド共有も可能)で、「既存のCRMが業務に合わない」と感じている場合には選択肢になる。
注意点
  • クラウド対応・モバイル対応・サポート体制などで機能や利便性がクラウド専用CRMに比べて劣る可能性あり。
  • ITリテラシーがある程度ある組織向け。カスタマイズや運用に手間がかかることを見越しておく必要があります。

4. Bitrix24

CRM+チームコラボレーション機能を備えた無料プラン有のクラウド型ツール。

主な特徴
  • 顧客管理に加え、チャット・ビデオ会議・勤怠管理などチーム運営機能も含まれ、リモート・複数メンバー運用にも有用。
  • 無料プランで比較的多くのユーザーを登録できるという紹介あり。
注意点
  • 無料プランだとストレージ量や一部機能に制限あり。
  • メインは「チームコラボ+CRM」の仕様なので、純粋な営業CRM用途だけの検討なら他ツールの方がシンプルかも。

無料CRMツールの注意点

無料版は「ユーザー数」「データ登録件数」「ファイルストレージ」「機能(自動化・分析・連携)」に上限があることがほとんど。

サポート体制が限定的(メールのみ/FAQ中心)で、トラブル・カスタマイズ時には自社対応が必要になることも・・・

無料版で使い始めて、そのまま本運用に移行する際、有料版への切り替え費用・準備時間が必要になるので、将来的な拡張性(部署数・データ量・多チャネル連携)を踏まえた選定が望ましいと言えます。

CRMツールおすすめランキング(日本市場基準)

下記は、2025年時点で日本国内でよく名前が上がるCRMツールです。導入実績・シェア・定評の観点から紹介します。

スクロールできます
ツール名料金・無料プラン・制限主な機能導入に向いた企業規模/ケース注意点

FlexCRM
お申込み
・月額 1ユーザーあたり 約1,200円(税別)〜 スタンダード。
・月額2,000円のプレミアムあり。
・初期費用ゼロ。90日間無料トライアルあり。
顧客管理、営業支援(SFA)、ワークフロー、業務プロセスカスタマイズなど。中小企業/スタートアップ/まず営業・顧客管理を整えたい企業。業務プロセスも改善したい企業。機能が豊富な分、導入・定着のための運用設計・社内ルールづくりが重要。大規模・複雑な展開では専用CRMに比べると機能・拡張性に制限あり。

Zoho CRM
お申込み
・無料プランあり(3ユーザーまで)
・有料プラン:スタンダード月額約1,680円/ユーザー〜、プロフェッショナル約2,760円〜、エンタープライズ約4,800円〜など。
顧客管理、商談管理、タスク/スケジュール、レポート、外部サービス連携、カスタマイズなど。小〜中規模企業。コストを抑えてCRMを開始したい/営業管理をまず整えたい企業に適。日本語対応はあるが、海外発ツールゆえに業務フロー・カスタマイズ設計において「国内特有の業務」に合わせるための手間が発生する場合あり。容量・ストレージ制限についての注意も。

HubSpot CRM
お申込み
・無料で利用可能なCRM版あり(コンタクト数・ユーザー数の条件あり)
・有料プラン(Hub/Suite)あり:Starter 月額約1,800円〜、Professional
・Enterprise用途に応じて大幅に上昇。
顧客管理、商談管理、タスク・ミーティング管理、メール追跡・テンプレート、マーケティング/サービス機能との統合など。“まず無料で始めてみて”という企業、小〜中規模。マーケティング・営業・サービスを統合していきたい成長フェーズの企業。無料版でも十分な機能だが、拡張・自動化・高度分析を行おうとするとコストが急上昇する可能性あり。拡張性・予算をあらかじめ検討すべき。

kintone
お申込み
国産業務アプリプラットフォームでもありCRM用途で使われる。料金・プランは用途・ユーザー数による。※個別見積もりが多め。顧客管理+業務アプリ構築(フォーム・データベース・ワークフロー)を自社で柔軟にカスタマイズ可能。顧客管理だけでなく社内業務プロセス見直し・可視化・アプリ化も同時に進めたい企業。純粋なCRM専用ツールと比べると“そのまま使える営業管理特化機能”という点で深さが劣る場合あり。アプリ構築・定着に社内リソース必要。
GENIEE SFA/CRM
お申込み
・月額ユーザー単価の目安:3,480円〜/ユーザー(例:10ユーザー 月額34,800円)など。
・初期費用・契約期間など別見積もりあり。
営業支援(SFA)機能に強み:商談管理、案件可視化、モバイル対応、名刺/フォーム連携など。営業活動を中心に可視化・効率化したい中小企業。営業部隊の数が少〜中規模。CRM全体(マーケ・サポートまで)を包括的にカバーしたい場合には機能が足りない可能性あり。定着・運用支援を確認。
Salesforce Sales Cloud
お申込み
・日本語版参考価格:Starter 約3,000円/ユーザー/月〜、Pro 約12,000円/ユーザー/月〜、Enterprise 約21,000円/ユーザー/月〜。
・高機能化・カスタマイズ度・ユーザー数により数万円/ユーザーになるケースも。
顧客管理・商談管理・売上予測・分析・AI支援・モバイル・大規模カスタマイズなど豊富な機能。中〜大企業、営業部隊多数&複雑なプロセス・多部署横断・グローバル展開を視野に入れている企業。

Zoho CRM(ゾーホー)

  • 手軽に始められるクラウドCRMとして評価が高く、無料プラン・低価格帯プランがある点も魅力。
  • 日本語対応・中小規模企業での導入実績もあります。
  • 小〜中規模の営業チーム、まずはCRMで顧客管理を始めたいという場合に特におすすめ。

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HubSpot CRM(ハブスポット)

  • 無料版から使用可能で、顧客管理・商談管理・タスク管理といった基本機能を抑えている点が高評価。
  • マーケティング・営業・サービスの統合利用も視野に入れられており、成長フェーズの企業にとって“まず使ってみる”選択肢として優秀です。
  • ただし、無料版には機能制限があるため、将来的な拡張・本格運用を考えるなら有料版の検討も必要。

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kintone(キントーン/サイボウズ)

(出典:kintone URL:https://kintone.cybozu.co.jp/)
  • 顧客管理だけでなく、業務アプリ・ワークフローも自社でカスタマイズできる点で「CRM+業務改善」という視点で人気。
  • 特に、顧客管理に加えて社内業務プロセスも整理したい・可視化したいという企業には適しています。
  • CRMとしての“純粋機能”だけを比較すると、専用CRMほどの深さはないため、用途を明確にして選ぶことが重要です。

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GENIEE SFA/CRM(ジーニー)

  • 中小企業向けに“使いやすさ・導入支援”を重視している国内サービス。ドラック&ドロップによる設定変更なども可能という紹介があります。
  • 特に「まず営業活動を“可視化”したい」「入力/定着が課題」という企業には導入ハードルが低く、有効な選択肢。
  • 規模拡大を前提とした場合は、他サービスとの比較も併せて行った方がよいです。

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FlexCRM(フレックスシーアールエム)

  • 1ユーザーから導入可能で、月額1,200円(税別)/ユーザー(スタンダードプラン)という比較的低価格。
  • 「顧客管理と情報管理を見なおしたい」「データや業務の可視化が課題」という企業にはおすすめ。
  • 顧客管理(CRM)、営業支援(SFA)、サポート、マーケティング、業務プロセス管理、ワークフローなど、複数機能を一体提供。

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自社にあったCRM・情報管理ツールの選び方

以下点を特に重視して候補検討すると良いでしょう。

導入コストを抑えたい・まず試してみたい
  • FlexCRM
  • Zoho CRM
  • HubSpot CRM
業務プロセス改善・可視化も並行して行いたい
  • kintone
  • FlexCRM
営業活動を定量的に可視化・改善したい
  • GENIEE SFA/CRM
自社アプリなどをつくりたい
  • FlexCRM
  • kintone

まとめ:自社に合ったCRMを選び、継続運用で“成果”を出そう

CRMツールは、単なる「顧客管理システム」ではありません!
営業活動の可視化・業務効率化・顧客体験の向上 を同時に実現できる“経営インフラ”です。

そのため「高機能なツールを選ぶこと」ではなく、 自社の目的・現場の運用レベルに合ったツールを選び、定着させること にあります。

たとえば――

  • コストを抑えてまず始めたい企業 → 無料プランがある「HubSpot CRM」「Zoho CRM」
  • 国産・わかりやすさ重視で運用したい企業 → 「FlexCRM」「kintone」「GENIEE SFA/CRM」
  • 高度な分析・大規模展開を視野に入れる企業 → 「Salesforce Sales Cloud」

このように、自社の規模・課題・将来の拡張性を踏まえて選定することが重要です。また、導入後は次の3点を意識することで、CRMを“形だけ”で終わらせず、確実に成果に結びつけられます。

  1. KPIを明確に設定する(例:商談化率、顧客リピート率、入力率など)
  2. 運用ルールをシンプルにする(入力項目を絞る・定期レビューを行う
  3. 活用範囲を少しずつ広げる(顧客管理 → 営業支援 → マーケ連携 の順に)

どちらを選ぶべき?

どれを選ぶかよりも “どう運用するか”
状況向いているツール
まだ顧客情報をExcelで管理している顧客管理ツールからスタート
営業活動を可視化し、売上を伸ばしたいCRMツール
チームで顧客対応を共有したいCRMツール(FlexCRMなど)
事務中心・問い合わせ履歴をまとめたい顧客管理ツール+簡易CRM機能付きのもの

FlexCRMは「CRMツール」と「顧客管理ツール」の中間〜上位に位置します。顧客管理・営業支援(SFA)・ワークフロー・問い合わせ管理などを1つに統合しており、“顧客情報の整理”から“関係性の強化”までを一気通貫で行えるのが特徴です。

CRMツールは、どれを選ぶかよりも “どう運用するか” が成果を左右します。

無料プランからでも構いません。まずは一度、自社の顧客管理を見直すきっかけとして導入してみましょう。その一歩が、営業効率・顧客満足度・業績のすべてを変えていきます。