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A_(キントーン)って何ができるの?業務効率化から顧客管理まで「できること」を解説

TVCMなどでも見かける機会の多い「キントーン」
キントーンは、サイボウズが提供するクラウド型の業務アプリケーションです
プログラミングの専門知識がなくても、ドラッグ&ドロップでアプリケーションを簡単に作成できることでも注目を集めています。

ここではkintoneの料金プランや導入手順、メリット・デメリットについてまとめてみました。
業務アプリなどを導入を検討している方にも役立つ情報が満載です。

この記事を読み終える頃には、kintoneの可能性を理解し、あなたの業務にどのように活用できるかが見えてくるはずです。

目次

kintoneとは?

kintoneは、サイボウズ株式会社が提供するクラウド型の業務アプリケーションプラットフォームです。

プログラミングの知識がなくても、ドラッグ&ドロップなどの直感的な操作で、業務に最適なアプリケーションを作成・カスタマイズ・運用できます。

用途も広く、業務改善、情報共有、チームコラボレーションなどに使え、様々な業種・規模の企業で活用されています。

そもそもkintoneってどんなサービス?

kintoneは、業務アプリをノーコードで開発できるプラットフォームです。

顧客管理、案件管理、タスク管理、プロジェクト管理など、様々な業務に合わせてアプリを自由に作成できます。
また、kintoneは単なるアプリ作成ツールではなく、作成したアプリ上で情報共有やコミュニケーションを行うことも可能です。コメント機能やいいね!機能などを活用することで、チームメンバー間でのスムーズな情報伝達を実現します。

さらに、豊富なAPIを備えており、SalesforceやGoogle Workspaceなどの外部サービスと連携が可能。
外部連携できつるので、一層業務効率化を図ることができます。

kintoneの特徴は、以下の通りです。

  • ノーコード開発:プログラミング知識不要で、誰でも簡単にアプリを作成可能
  • クラウドサービス:インターネットに接続できる環境であれば、いつでもどこでもアクセス可能
  • チームコラボレーション:アプリ上で情報共有やコミュニケーションを円滑に行える
  • 外部サービス連携:API連携を通じて様々なサービスと接続可能
  • セキュリティ対策:強固なセキュリティで重要なビジネスデータを保護

ノーコードで開発できるメリット

kintoneの大きなメリットの一つが、ノーコード開発です。

従来のシステム開発では、専門のプログラマーが必要でした
kintoneであれば、ITの専門知識を持たない人でも、視覚的な操作で簡単にアプリを作成できます。これにより、開発コストの大幅な削減、開発期間の短縮、そして業務ニーズへの迅速な対応が可能になります。

メリット詳細
開発コストの削減プログラマー人件費や外注費を削減
開発期間の短縮数週間〜数ヶ月かかっていた開発が数日〜数週間で完了
業務ニーズへの迅速な対応現場の担当者自身がアプリを改修できるため、変化に柔軟に対応
IT部門の負担軽減システム開発・保守運用にかかるIT部門の負担を軽減

kintoneの料金プラン

kintoneは、利用規模に合わせて複数の料金プランが用意されています。

  • ライトコース:小規模チーム向けのプラン
  • スタンダードコース:中規模チーム向けのプラン。ユーザー数や利用できる機能が増加
  • エンタープライズコース:大規模企業向けのプラン。高度なセキュリティ機能やサポートが提供

各プランで利用できるユーザー数、ストレージ容量、機能などが異なります。
自社のニーズに合ったプランを選択することが重要です。

kintoneでできること【業務効率化編】

kintoneは、業務効率化のための強力なツールです。
ここでは、kintoneで実現できる業務効率化について、具体的な例を交えて解説します。

kintoneで業務効率化できることを具体的に教えて

kintoneは、様々な業務の効率化に役立ちます。

例えば、案件管理、タスク管理、日報作成、在庫管理、勤怠管理など、多岐にわたる業務プロセスを改善できます。
以下に、具体的な活用例を挙げ、kintoneがどのように業務効率化を実現するのかを説明します。

案件管理

kintoneで案件管理を行うことで、案件の進捗状況を一元管理できます。

各案件の担当者、期限、ステータスなどをkintoneに登録し、リアルタイムに情報共有することで、スムーズな案件管理を実現します。

また、kintoneのグラフ機能を活用すれば、案件の進捗状況を視覚的に把握することも可能です。

機能効果
案件情報の登録案件情報の散逸を防ぎ、一元管理を実現
進捗状況の可視化リアルタイムな進捗把握で迅速な対応が可能
担当者へのタスク割り当て責任の所在を明確化し、業務の効率化を促進

タスク管理・スケジュール管理

kintoneは、タスク管理・スケジュール管理にも活用できます。

個々のタスクの期限、担当者、進捗状況などをkintoneに登録し、チーム全体で共有することで、タスクの抜け漏れや重複を防ぎます。

また、ガントチャート機能を使えば、プロジェクト全体のスケジュールを視覚的に管理することも可能です。
個人のタスク管理にも利用でき、ToDoリストを作成し、優先順位をつけて管理することで、業務の効率化を図れます。

日報・週報・月報の作成

kintoneで日報・週報・月報を作成することで、報告業務を効率化できます。

kintoneのアプリ機能を使って、日報・週報・月報のテンプレートを作成しておけば、入力の手間を大幅に削減できます。

また、自動集計機能を活用すれば、報告書の作成にかかる時間を短縮し、より生産的な業務に時間を充てることができます。

在庫管理

kintoneは、在庫管理にも効果を発揮します。

商品の入庫、出庫、在庫数などをkintoneに登録することで、正確な在庫状況を把握できます。

また、在庫状況をリアルタイムに確認できるため、在庫切れや過剰在庫のリスクを軽減できます。さらに、kintoneとバーコードリーダーを連携させれば、在庫管理の自動化も可能です。

勤怠管理

kintoneを使って、従業員の勤怠状況を管理することも可能です。

出退勤時刻、休憩時間、残業時間などをkintoneに記録することで、勤怠データの一元管理を実現します。また、kintoneの計算機能を活用すれば、給与計算に必要なデータを集計することも容易になります。

さらに、有給休暇の申請・承認もkintone上で行うことができ、ペーパーレス化による業務効率化も期待できます。

kintoneでできること【顧客管理編】

kintoneは顧客管理にも活用できます。

顧客情報の一元管理、行動履歴の記録、そして分析に基づいた営業戦略の立案まで、kintoneはビジネスの成長を強力にサポートします。ここでは、kintoneで顧客管理をどのように行うのか、具体的な方法や活用事例をご紹介します。

kintoneで顧客管理ってどうやるの?

kintoneで顧客管理を行うには、顧客情報を登録するアプリを作成します。

顧客名、連絡先、取引履歴など、必要な情報をフィールドとして設定することで、データベースを構築できます。kintoneの柔軟なカスタマイズ性により、業種や規模に合わせて最適な顧客管理アプリを作成することが可能です。

顧客情報のデータベース化

kintoneでは、顧客情報をデータベース化し、一元管理できます。

名前、住所、電話番号、メールアドレスといった基本情報の他に、過去の取引履歴や問い合わせ内容なども記録可能です。

これにより、顧客一人ひとりの状況を把握し、パーソナライズされたサービス提供が可能になります。

また、検索機能を活用することで、必要な情報を迅速に探し出すことができます。

項目説明
顧客名顧客の氏名または企業名
連絡先電話番号、メールアドレスなど
住所顧客の所在地
取引履歴過去の取引内容、金額、日付など
問い合わせ内容顧客からの問い合わせ内容と対応履歴

顧客とのコミュニケーション履歴管理

kintoneでは、顧客とのコミュニケーション履歴を記録・管理できます。

電話、メール、訪問履歴などを記録することで、顧客との関係性を深め、より質の高いサービス提供につなげることができます。 また、チーム内で情報共有することで、担当者が不在の場合でもスムーズな対応が可能になります。

項目説明
日付コミュニケーションが発生した日付
方法電話、メール、訪問など
担当者コミュニケーションを担当した社員
内容コミュニケーションの内容
次回アクション次回の対応予定

営業活動の進捗管理

kintoneは営業活動の進捗管理にも役立ちます。

顧客へのアプローチ状況、商談の進捗状況などを記録し、可視化することで、営業活動の効率化を図ることができます。 また、グラフ機能を活用することで、営業活動の成果を分析し、改善につなげることも可能です。

見込み顧客のステータス管理、商談のフェーズ管理、受注見込み額の管理など、多様な情報を一元管理することで、営業戦略の最適化を支援します。

項目説明
顧客名対象の顧客
ステータス見込み顧客、提案中、契約済など
商談フェーズニーズヒアリング、提案、交渉、成約など
受注見込み額見込み金額
次回アクション次回の対応予定

kintoneでできること【その他の活用事例】

kintoneは業務効率化や顧客管理以外にも、様々な用途で活用できます。

ここでは、kintoneの多様な活用事例をご紹介します。

kintoneはこんなことにも使える!

アンケートの実施と集計

kintoneを使えば、簡単にアンケートフォームを作成し、回答を収集・集計できます。

設問の種類も豊富で、選択肢、数値入力、テキストエリアなど、様々な形式に対応可能です。集計結果はグラフで可視化できるため、分析も容易です。顧客満足度調査や社内アンケートなど、幅広いシーンで活用できます。

プロジェクト管理

kintoneはプロジェクト管理ツールとしても活用できます。

ガントチャートで進捗状況を可視化したり、タスクの担当者や期限を明確にしたりすることで、プロジェクトをスムーズに進めることができます。また、ファイル共有機能を活用すれば、関係者間での情報共有も容易になります。複数メンバーが関わるプロジェクトにおいて、kintoneは強力なツールとなるでしょう。

社内FAQの作成

kintoneで社内FAQを作成すれば、社員からの問い合わせ対応を効率化できます。

検索機能を使えば、必要な情報をすぐに見つけることができるため、問い合わせ対応にかかる時間を大幅に削減できます。また、kintone上でFAQを更新・管理することで、常に最新の情報を共有できます。

稟議申請・承認

kintoneを使って、稟議申請・承認プロセスを電子化できます。

紙ベースでのやり取りをなくすことで、承認にかかる時間を短縮し、業務効率化を実現します。申請状況もkintone上で確認できるため、進捗管理も容易です。

誰がどの段階まで承認したか、履歴も残るので、透明性の高い運用が可能です。

イベント管理

セミナーや勉強会、社内イベントなど、様々なイベントの管理にkintoneを活用できます。

参加者の募集から受付、当日の運営、事後アンケートまで、一連のプロセスをkintone上で管理できます。参加者情報をデータベース化することで、次回イベントの案内などもスムーズに行えます。

採用管理

応募者情報の管理、選考状況の tracking、面接のスケジュール調整など、採用活動における様々な業務をkintoneで一元管理できます。

応募者一人ひとりの状況を把握しやすくなるため、採用プロセスを効率化し、ミスマッチを防ぐことにも繋がります。

物品管理

社内の備品や消耗品の在庫状況、貸出状況などをkintoneで管理できます。

在庫切れを防いだり、無駄な購入を抑制したりすることで、コスト削減に貢献します。誰が何をいつ借りたか、といった履歴も残せるので、紛失防止にも役立ちます。

業務マニュアルの作成・管理

kintoneで業務マニュアルを作成し、共有することで、担当者不在時の業務の属人化を防ぎ、スムーズな業務遂行を支援します。

また、マニュアルの更新履歴も残せるため、常に最新の情報を維持できます。

検索機能を使えば、必要な情報にすぐにアクセスできます。

活用事例kintoneでできること期待できる効果
マーケティング活動の管理キャンペーンの実施状況、効果測定、リードナーチャリングなどを一元管理マーケティングROIの向上、効率的なリード獲得
販売管理受注管理、売上管理、在庫管理などをkintone上で統合管理販売プロセスの効率化、正確な売上予測
ヘルプデスク業務問い合わせ内容、対応状況、解決策などをデータベース化し、一元管理迅速な問い合わせ対応、顧客満足度の向上

これらの他にも、kintoneは様々な業務に活用できます。

プラグインを導入することで、機能を拡張することも可能です。自社の業務に合わせて、kintoneを柔軟に活用しましょう。

kintoneの導入手順

kintoneを導入する手順を、無料トライアルからアプリ作成、データ移行まで、ステップバイステップで解説します。スムーズな導入でkintoneをすぐに活用開始しましょう。

kintoneを始めるには?

kintoneの導入は、大きく分けて無料トライアル、アプリ作成、データインポートの3つのステップで進みます。

それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。

無料トライアルの利用

まずはkintoneの30日間無料トライアルを利用して、実際にkintoneの機能や操作性を体験してみましょう。

トライアル期間中は、製品版とほぼ同様の機能を利用できます。無料トライアルへの登録は、kintone公式サイトから簡単に行えます。メールアドレスなどの必要情報を入力するだけで、すぐにkintoneの世界を体験できます。

  1. kintone公式サイトにアクセスします。
  2. 「無料トライアル」ボタンをクリックします。
  3. 必要情報(会社名、氏名、メールアドレスなど)を入力し、送信します。
  4. 登録したメールアドレスに届くメールから、トライアル環境にログインします。

トライアル期間中に、実際にアプリを作成したり、データをインポートしたりして、自社の業務に合うかどうかを確認しましょう。

トライアル期間中はサポートも利用できるので、疑問点があれば気軽に問い合わせることができます。

無料お試しはこちらからできます。

アプリの作成

kintoneの核となるのが「アプリ」です。

アプリとは、業務に合わせて自由にカスタマイズできるデータベースのようなものです。

顧客管理、案件管理、タスク管理など、様々な業務に合わせたアプリを作成できます。

kintoneはノーコードでアプリ開発ができるため、プログラミングの知識は不要です。

ドラッグ&ドロップで簡単にフォームを作成し、必要な項目を追加していくだけで、業務に最適なアプリを構築できます。kintoneには、業務にすぐに使えるサンプルアプリも豊富に用意されています。

これらのサンプルアプリをカスタマイズすることで、より効率的にアプリを作成できます。
例えば、顧客管理アプリのサンプルを利用すれば、顧客情報、連絡履歴、商談状況などを一元管理するアプリを簡単に作成できます。

項目説明
顧客管理顧客情報、連絡履歴、商談状況などを一元管理
案件管理案件の進捗状況、担当者、関連資料などを管理
タスク管理タスクの担当者、期限、進捗状況などを管理

データのインポート

既存のデータ(Excel、CSVなど)をkintoneにインポートすることで、スムーズに移行できます。

インポート機能は直感的で操作しやすく、大量のデータも効率的に取り込めます。CSVファイル、Excelファイルなど、様々な形式のデータに対応しています。

インポート前にデータ形式を整えておくことで、よりスムーズにインポートできます。インポート時のエラー発生を防ぐためにも、事前にデータの形式を確認しておくことが重要です。

kintoneは、kintone以外のシステムと連携するためのAPIも提供しています。APIを活用することで、他のシステムとkintoneを連携させ、データの自動連携なども実現できます。

例えば、SalesforceやGoogle Workspaceなどの外部サービスと連携することで、より効率的な業務運用が可能になります。

これらのステップを経て、kintoneをスムーズに導入し、業務効率化を実現しましょう。

kintoneは常に進化を続けており、アップデートによって新機能が追加されていきます。最新情報を確認し、kintoneの機能を最大限に活用しましょう。

kintoneと連携できるサービス

kintoneは単体でも強力なツールですが、他のサービスと連携させることで、さらにその可能性を広げることができます。ここでは、kintoneと連携できる代表的なサービスとそのメリット、具体的な連携方法について解説します。

kintoneの連携機能を活用して、ビジネスの効率化をさらに加速させましょう。

kintoneをもっと便利に活用しよう

kintoneはAPIを公開しており、様々なサービスとの連携が可能です。

連携サービスを活用することで、データの自動入力、ワークフローの自動化、多様なデータソースの一元管理など、業務効率を大幅に向上させることができます。以下では、代表的な連携サービスと、その活用事例を紹介します。

Salesforceとの連携

CRMの代表格であるSalesforceとkintoneを連携させることで、営業活動の効率化が期待できます。

例えば、Salesforceで見込み客の情報を入力すると、自動的にkintoneの顧客管理アプリに反映させることが可能です。

これにより、営業担当者はkintoneで顧客情報を一元管理できるようになり、二重入力の手間を省き、情報の精度を高めることができます。連携には、Salesforceが提供するAPIを利用するか、連携サービスを利用する方法があります。

Google Workspaceとの連携

Google Workspace(旧G Suite)との連携は、多くの企業で活用されています。

例えば、kintoneで作成した日報をGoogleカレンダーに自動登録したり、Googleスプレッドシートのデータをもとにkintoneでグラフを作成したりできます。

Gmailとの連携も可能で、特定のメールを受信するとkintoneに通知を送信するといった設定も可能です。

これにより、情報共有のスピードアップ、業務の自動化を実現できます。連携には、Google Apps Scriptやkintoneが提供する連携機能を利用します。

Chatworkとの連携

ビジネスチャットツールであるChatworkとkintoneを連携させることで、チーム内のコミュニケーションを活性化できます。例えば、kintoneのレコードが更新された際にChatworkに通知を送信したり、Chatworkのメッセージからkintoneのレコードを作成したりできます。

これにより、チームメンバー間での情報共有がスムーズになり、迅速な対応が可能になります。

連携には、Chatwork APIやkintoneプラグインを利用します。

その他連携サービス

上記以外にも、kintoneは様々なサービスと連携できます。

代表的な例として、Microsoft 365、Slack、Dropbox、Boxなどがあります。

これらのサービスとの連携によって、データの自動同期、ファイルの一元管理、コミュニケーションの効率化など、様々なメリットを得られます。

連携サービス連携メリット連携方法
Microsoft 365ExcelやOutlookとの連携によるデータ活用、SharePointとのファイル連携API、連携サービス
Slackkintoneの更新情報をSlackに通知、Slackからkintoneの操作API、連携サービス
Dropboxkintoneのファイル保存先としてDropboxを利用API、連携サービス
Boxkintoneのファイル保存先としてBoxを利用API、連携サービス
kViewerkintoneのレコードを帳票形式で出力専用アプリ
gusuku CustominekintoneのUIカスタマイズ、JavaScriptによる機能拡張専用アプリ
cybozu developer networkkintone JavaScript APIを活用した高度なカスタマイズAPI、JavaScript

連携サービスを活用することで、kintoneをより強力なビジネスプラットフォームとして活用できます。

自社の業務課題に合わせて最適な連携サービスを選び、kintoneの可能性を最大限に引き出しましょう。

kintoneのメリット・デメリット

kintoneを導入する際には、メリットだけでなくデメリットも理解した上で検討することが重要です。

ここでは、kintoneのメリット・デメリットを詳しく解説します。

kintoneを使う上での注意点

メリット

kintoneには様々なメリットがあり、業務効率化や情報共有の促進に役立ちます。

  • ノーコードで開発可能プログラミングの知識がなくても、ドラッグ&ドロップで簡単にアプリを作成・カスタマイズできます。そのため、開発コストや時間を大幅に削減できます。また、業務フローの変化にも柔軟に対応できます。
  • 情報の一元管理kintoneはクラウドサービスなので、データは常に一元管理されます。部署や拠点が異なる場合でも、リアルタイムで情報共有できます。データの重複や紛失を防ぎ、スムーズな連携を実現します。また、バージョン管理機能も備わっており、過去のデータも簡単に確認できます。
  • チームワークの向上kintone上でタスク管理や進捗状況の共有、コメントによるコミュニケーションを行うことで、チームワークの向上に繋がります。誰が何をしているのかが明確になり、スムーズな情報伝達を促進します。
  • 豊富な連携サービスkintoneはSalesforce、Google Workspace、Chatworkなど、様々な外部サービスと連携できます。既存システムとの連携も容易で、業務全体の効率化を図れます。kintone REST APIを利用することで、さらに幅広い連携を実現できます。
  • モバイル対応スマートフォンやタブレットからでもkintoneにアクセスできます。外出先でも業務情報を確認したり、データ入力したりすることが可能です。場所を選ばずに業務を進められるため、生産性向上に貢献します。
  • セキュリティ対策kintoneは堅牢なセキュリティ対策が施されています。アクセス権限の設定やデータの暗号化など、重要な情報を安全に管理するための機能が充実しています。ISO27001/27017/27018、SOC 1/2/3など、国際的なセキュリティ基準にも準拠しています。

デメリット

kintoneは便利なサービスですが、デメリットも存在します。導入前にしっかりと把握しておきましょう。

  • カスタマイズの自由度に限界があるノーコードで開発できる反面、高度なカスタマイズには限界があります。複雑な業務プロセスを完全に再現するには、JavaScriptなどのプログラミング知識が必要となる場合もあります。
  • ネットワーク環境への依存クラウドサービスであるため、インターネット接続が必須です。オフライン環境では利用できません。また、ネットワークの速度が遅い場合、パフォーマンスに影響が出る可能性があります。
  • 運用ルールの策定が必要kintoneを効果的に活用するには、適切な運用ルールを策定する必要があります。データ入力のルールやアクセス権限の設定などを明確にしておくことで、混乱を防ぎ、スムーズな運用を実現できます。
  • コストkintoneは月額課金制のサービスです。利用ユーザー数に応じて料金が発生するため、導入コストをしっかりと検討する必要があります。無料トライアルで機能や使い勝手を確認してから導入を検討することをおすすめします。
項目メリットデメリット
開発ノーコードで開発可能高度なカスタマイズには限界がある
情報管理情報の一元管理が可能ネットワーク環境に依存
チームワークチームワークの向上に繋がる運用ルールの策定が必要
連携豊富な連携サービス
アクセスモバイル対応
セキュリティ堅牢なセキュリティ対策
コスト月額課金制

これらのメリット・デメリットを踏まえ、自社の業務内容やニーズに合致するかを慎重に検討し、kintone導入を判断しましょう。

まとめ

この記事では、「kintoneって何ができるの?」という疑問にお答えするため、kintoneの特徴から具体的な活用事例、導入手順までを詳しく解説しました。

kintoneは、サイボウズ株式会社が提供するノーコード開発プラットフォームです。

プログラミングの知識がなくても、ドラッグ&ドロップで簡単に業務アプリを作成できるため、業務効率化に大きく貢献します。

kintoneでできることは多岐に渡ります。案件管理、タスク管理、日報作成といった日々の業務はもちろん、顧客情報の一元管理や営業活動の進捗管理にも活用できます。さらに、アンケートの実施やプロジェクト管理、社内FAQの作成など、様々な業務に適用可能です。kintoneは無料トライアルも提供しているので、まずは気軽に試してみることをおすすめします。

連携サービスも豊富で、SalesforceやGoogle Workspace、Chatworkなどと連携することで、さらにkintoneの利便性を高めることができます。

kintoneは、業務効率化や情報の一元管理を実現したい企業にとって、非常に強力なツールと言えるでしょう。

ただし、カスタマイズ性が高い反面、複雑なアプリを作成するにはある程度の学習が必要となる場合もあります。導入前に無料トライアルでしっかりと機能を理解し、自社の業務に合うか確認することが重要です。

kintoneへのお申し込みはこちらからできます。

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